バスケットボールのリングについて
バスケットゴールのリングの規格
バスケットボールのリング(リムとも呼ばれる)の直径は内径45cmと定められています。これは、年齢やゲームの種類を問わず、ミニバスでも一般男子で同じ大きさです。
ボールの直径が小学生が使用する5号球で22cm、中学生、一般女子が使用する6号球で23.2cm、中学生以上の男子が使用する7号球が24.5cmですから、ほぼ2つのボールが入る余裕があると言えます。意外と大きく見えますね。
バスケットボール | 周囲 | 直径 | 重量 | クラス |
---|---|---|---|---|
7号 | 74.9~78cm | 24.5cm | 567~650g | 一般男子・大学男子・高校男子・中学校男子用 |
6号 | 72.4~73.7cm | 23.2cm | 510~567g | 一般女子・大学女子・高校女子・中学校女子用 |
5号(ミニ) | 69~71cm | 22cm | 470~500g | 小学校用 |
3×3(スリーバイスリー) | 72~74cm | 23.2cm | 580~620g |
- ※1.80mの高さからコートに落としたときの最高点が床から1.20~1.40m。直径は目安。
【参考】ボール規格一覧|モルテン
バックボードとゴールリングの距離も規定が有り、この間は15cmと定められています。
コート面に垂直、エンドラインから120cm内側の上方に、平行に設置された幅180cm高さ105cmの長方形で平らなバックボードに、リングは、15.1cmのフランジを介して取り付けられている。
-Wikipediaより
リングの枠の太さは20mm。色に関しては特に定められていないようで、現状でも赤、黒2色が用いられています。
ゴールリングまでの高さは、小学生が260cm(ミニバス)、中学生以上が305cmで男女による違いはありません。
公式用リングは鋼材が用いられ、ダンクなどの衝撃に耐えられるような構造になっています。が、このタイプのリングは高額で10,000~30,000円くらいはするようです。
直径は同じですが、材質が軽量なスチール材で強度が低いリムであれば1,000円〜販売されています。
バスケットゴールのリングのみ買えるのか
リング単体のみの販売は行っているメーカー、販売店も限られるため、バスケットゴールのリングが破損した場合は、販売店もしくはメーカーに直接問い合わせをした方が良いでしょう。
バスケットゴールの性能によっても破損の割合は異なります。バスケットゴールの耐久テスト動画があるので、どのくらいの荷重で損耗するのか確認してみましょう。
同一メーカーの購入済み製品であれば、(有償ですが)交換、追加購入は可能なようです。この場合、破損した現品は交換品が届くまで処分しないようにしましょう。正規購入品であるかを調べるため、交換の場合もあるようです。